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木工職人養成塾・飛騨高山の森林たくみ塾

木工職人としての実践力を身につける森林たくみ塾。たくみ塾生の制作実習や講座の様子、木工に関する情報をお届けします。。

2008年10月 | ARCHIVE-SELECT | 2008年12月

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初級生『森林実習』

11/29~30の1泊2日で、たくみ塾初級生対象の森林実習を実施しました。

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【11/29】 二次林の利用間伐
卒塾生でもある、ものもりねっと・山口さんの指導で二次林の間伐作業を進めた。
塾の制作実習では、ふんだんにある材料を何の疑問もなく、当たり前のものとして使っている。作り手として木材生産の場である森林を実際に目にしておくことは大切なことだ。今回の森林実習では、以下のような観点で望んだ。

森林実習●ウッドマイレージの観点から、今後の木工業界は輸入材から国産材の利用にシフトしていくことが重要となる。しかしながら国内の良材広葉樹は伐り尽くされてしまったといってもいいほどの状況で、今後とも今のような巾の広い欠点のない良材が入手できる保証はない。
今後は二次林の小径木を生かしたモノづくりが重要になってくるだろう。実際に森に入り継続的に材料を入手しながら手入れをしていく方法を探った。

●木材を利用するという観点から、間伐を行う。伐る樹を選ぶのにも、さまざまな観点がある。使いたい樹を選ぶ、将来に残したい樹を選ぶ、成長に邪魔な樹を選ぶなどなど。

●制作実習で主に使っているミズナラの材料。その材料を取るために、どれぐらいの太さの樹が必要なのだろう。同じだけの材料をこの山で調達するには、どれだけの面積の木を切り出さなければならないだろう。モノづくり(制作実習)と森づくりをつなげる視点を身につける。




選木した樹を林業家にお願いして伐ってもらう。チェインソーのエンジン音、メキメキッと倒れる樹の音。迫力のある作業だ。
  森林実習


伐った樹の枝が占有していた空間がぽっかりと穴が開いたようになる。周りの木の枝が伸びてきて、数年で閉じてしまう。
  森林実習 << 伐った樹の切り株
  森林実習 << 切り株から空を見上げる


2.2mに玉伐りした後、樹種と末口直径と記録していく。
  森林実習 森林実習


一番大変だった作業。人力で、林道まで材料を搬出する。
  森林実習 森林実習 森林実習

山からのデザイン・小径木を活用したモノづくりを探るという観点で、商品を企画する宿題を持ち帰った。



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【11/30】 グリーンウッドワーク
グリーンウッドワークお遊びというわけでもありませんが、2日目は昨日伐ったばかりの生木を手工具のみで加工して作るモノづくり(グリーンウッドワーク)を楽しんだ。指導は卒塾生でもある、グリーンウッドワーク協会の久津輪さん。
塾の制作実習では乾燥材を機械を使って加工しているが、生木の切削性のよさや手工具で加工する楽しみにみんなでのめりこみ、あっという間に時間が過ぎた。


削り馬に材料を固定し、銑(せん)という道具でザクザクと荒削り。まるでダイコンを削るかの如く、いともたやすく削れていく。
  グリーンウッドワーク グリーンウッドワーク グリーンウッドワーク

足踏みろくろに材料を固定し、必要な形に削り込んでいく。木工旋盤と違い、ゆっくりとした回転なので危険もなく、思った以上に早く形になっていく。
  グリーンウッドワーク グリーンウッドワーク グリーンウッドワーク

芯で真っ二つに割り、外形をスプンの形に成形してくぼみ部分を彫り込めば完成。
  グリーンウッドワーク グリーンウッドワーク グリーンウッドワーク 
  グリーンウッドワーク グリーンウッドワーク





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今回ご協力いただいた、各団体のサイト・ブログです。
  ものもりねっと ・・・・・・・・・・・・・・卒塾生の山口さんが運営しています。
  グリーンウッドワーク協会 ・・・・・卒塾生の久津輪さんが運営しています。
  ペンションリトルパイン ・・・・・・・・今回宿泊した宿。自給で得られるたくさんの食材を、おいしく頂きました。
  岐阜県立森林文化アカデミー ・・卒塾生の松井さん、山口さんと久津輪さんが先生をしています。
                       たくみ塾の佃理事長・庄司師範も客員講師をしています。
  モノづくり研究会


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今回は、社会で活躍している先輩たちとの交流という意味でも、有意義な講座となりました。
初級生たちにとっては先輩たちの姿が、ひとつの目標ともなったのではないでしょうか。他の学校でなく、たくみ塾で学ぶことの良さもたくさん伝えてもらうことができました。
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| フィールドワーク | 20:19 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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NEC森の人づくり講座/2008・秋

NEC森の人づくり講座/2008・秋
【11/22~11/26】

NECの協賛で13年目も続いている当講座。当初インストラクター養成を行なってきたが、11年目からは広く社会に出てより具体的に行動できる人材養成を目指している。社会に出る学生たちに、企業活動についての情報が少ないことも感じ、今年から企業人との交流の場を設けている。具体的にはNECのCSR担当の方にお越しいただき、企業人としてどうあるべきかを話し合う交流の場を設けている。

前・後期の2期生としてからは、先輩・後輩の縦のつながりもより濃密になってきたようだ。ネットワーク作りの成果は、「森×人」「Forest Nova★」などの活動としても現れているようだ。

オークヴィレッジ・森林たくみ塾コースとKEEPコースがあり、それぞれの団体の特徴的な講座を開催している。オークヴィレッジ・森林たくみ塾コースでは「森づくり」と「木のモノづくり」をキーワードに講座を企画。単にスキルを学ぶのではなく、モノの見方・考え方に新しい視点を与えるような実践講座を開催している。
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今回の講座には17期生10名、16期生9名、修了生3名が参加してくれた。16期生たちの前期講座からの変わりぶりを目にし、行動へ一歩踏み出した彼らをたくましく感じた。17期生たちも5日間の実践講座を通して「悩んだらまずやってみる」「頭でっかちにならない」など、はじめの一歩を踏み出す足がかりが出来たのではないだろうか。来年の再開が今から楽しみだ。

NEC森の人づくり講座 <<クリックしてください 拡大します


ただいま報告書を作成中です。完成次第、公開します。

 ※過去の報告書は、JEEFのサイトからダウンロードできます。 >>コチラ

 ※当講座修了生は既に500名を超え、各方面で環境教育をリードする人材となって活躍しています。修了生の活躍をPRしていきたいと思いますので、ぜひ情報を提供してください。

| 体験プログラム | 16:44 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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初雪

天気予報で雪マークが出てきたので、昨日さっそく塾の車のタイヤをスタッドレスに交換しました。朝起きると、あたり一面うっすらと雪化粧。日中も気温が上がらず、寒い日です。

初雪


高山市内にある、国分寺の大イチョウが葉を一斉に葉を落とすと、雪が降ると云われています。本当に葉を落としたのか気になって飛騨国分寺のサイトを見てみました。しっかりと記録写真を撮って見えるのですね。落葉は進んでいるものの、全部が落ちてはいないようですが、ひとつの指標になっているのは確かなようです。

カメムシが多い年は大雪が降るとも言われます。今年は、建物の中でもよく見かけますね。こちらの真偽は如何に。

車の運転も、朝起きるのも辛くなる季節ですが、たくみ塾生の修行は続きます。

| 未分類 | 15:09 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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オークヴィレッジの建築部

オークヴィレッジの建築部で、新しい物件の刻みが始まっているとのことで、塾生とスタッフ皆で見学に行ってきました。


オークヴィレッジ常務・上野さんから説明を受けました。
 木造建築 木造建築

模型を見るだけでも通常の住宅とは比較にならない大きな住宅建築です。大工さんが3ヶ所で同時に加工を進めているそうです。

刻み小屋では、棟梁の墨付けした材料が加工に入っています。
ノミ・カンナも多用して難しい仕口を加工しています。塾生が制作実習で行なっている木工とはまた違った世界ですね。
 木造建築

 木造建築 木造建築 木造建築

「大切にしていることが3つある。それは、『技術』『人』『素材』。一つ欠けてもよいものができない、ひとつだけ強調してもよいものができない」という上野常務の言葉が印象的でした。

| 講座 | 18:13 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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秋の彩り

峠では既にピークを過ぎた紅葉も、たくみ塾の周辺まで降りてきました。針葉樹林と広葉樹林がパッチワークのように広がります。新聞によると、高山市内の国分寺の大イチョウの黄葉が見ごろを迎えたそうです。この大イチョウの葉が一斉に落ちると冬の訪れ、つまり雪が降り始めるといわれています。
  紅葉

オークヴィレッジへ至る道に乗鞍岳の絶好のビューポイントがあります。飛騨の風景画には、遠くに見上げる冠雪の乗鞍岳が良く描かれます。飛騨人の心に刻まれた風景です。
  乗鞍岳

夕方になり、庄司先生に声を掛けられて外へ飛び出すと、西の空が見事なまでに染まっていました。塾生たちもしばし掃除の手を止めて夕焼けに見入っていました。
  夕焼け

高山に住んでいると、春夏秋冬それぞれの季節の見事なまでの彩りにいつも感動を覚えます。観光では味わえない贅沢なものですね。

| 未分類 | 20:15 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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一枚板のテーブル

一枚板のテーブルの加工

この1週間で加工も進んできましたね。

【11/5】
すでに一枚板の甲板は平面出しが終了していました。甲板の裏はカンナ掛けも終了し、今日は蟻桟を通すための蟻溝の加工に入っています。

  一枚板 一枚板 一枚板

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蟻桟とは、板の収縮を妨げずに、板の反りを抑える方法です。
反り止めに金具を用いないのですが、加工が面倒なので、
今ではこの方法を使っている所も少ないようです。
たくみ塾の卒塾生たちのブログを覗いてみたら、彼らも使って
いるようですね。
  JoyLife Works
  フォレストファクトリー木工舎
  bungalow
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【11/10】
蟻溝に合わせて、蟻桟の加工が終わりました。
  一枚板 一枚板

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現場で学ぶからこそ確かな加工技術とスピードが身に付きます。
失敗の許されない一枚板の加工ですから、一本目の蟻溝の加工には非常に時間がかかっていたようです。二本目三本目には要領も得て、スピードも上がってきたようです。

| 制作実習 | 13:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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どんぐりプロジェクトin環境エネルギー館

横浜市鶴見にある東京ガス環境エネルギー館で、11/3(月・祝)に「どんぐりプロジェクト・木づかい工房」を行なってきました。
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今回のイベントは、長野県佐久市にある「東京ガスの森」で実施している、「どんぐりプロジェクト」の都会版です。東京ガスの森まではいけないという人たちのために、東京ガスの森に生えているヒノキを生かしたモノづくりを楽しんでもらうという趣旨で、ヒノキのカンナ削り、ヒノキの丸太切り、ヒノキの輪切りのコースター作りを行なってきました。簡単なプログラムなだけに、子どもだけでなく大人も熱中していました。今回のイベント報告が掲載された時点で、改めてご案内します。

今年度のどんぐりプロジェクトの報告は、以下をご覧ください。
  春のスクール    「どんぐりの森をつくろう」
  夏のスクール    「みんなの見晴らし広場づくり Step1」
  夏のワークツアー  「みんなの見晴らし広場づくり Step2」
  秋のスクール    「みんなの見晴らし広場づくり Step3」

この春の環境エネルギー館での新春イベントも報告されていました
  木(き)て 見て さわって たくみに挑戦!

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森林たくみ塾では、学校団体だけでなく企業のCSR活動とも連携しながら、森づくりを進めています。
今月11/22~26は、NEC森の人づくり講座/2008・秋も始まりますよ。

| 体験プログラム | 20:11 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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一枚板のテーブル

ここしばらく体験プログラムが忙しく、塾生の制作実習の様子がアップ出来ていませんね。
月も改まって、新しいアイテムの制作も始まっているようです。
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中級生二人による、一枚板のテーブルが今日から制作に入っていました。
作業台からはみ出るほどの、大きな一枚板ですね。
厚さ60mm ×幅1000mm ×長さ2700mmの見事なミズナラの一枚板です。
  一枚板

耳と呼ぶ、樹皮の部分の仕上げをしています。ワイヤーブラシで磨く程度で樹皮の風合いを残す場合もありますが、今回は斧で深い傷を落としながら、耳を整形しています。
  一枚板 一枚板

天板と脚部を二人で分担して制作します。
  一枚板 一枚板

天板の平面出し。手間が掛かりますが、治具とルーターを使って荒削りを行ないます。
  一枚板  一枚板


本日11月1日から制作に入りましたが、20日頃の木地完成を目標に制作に向かいます。

二人はテーブルの制作は初めてです。ましてや一枚板のテーブルですので、失敗が許されないというプレッシャーもあります。プロの職人さんなら、2~3日で作り上げてしまうところですが、塾生が取り組むと5~10倍の時間は掛かります。時間は掛かりますが、品質に妥協は許されない本番勝負での取り組みが「早く、正確に」の腕を磨くことになります。

| 制作実習 | 18:57 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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