木工職人養成塾・飛騨高山の森林たくみ塾

木工職人としての実践力を身につける森林たくみ塾。たくみ塾生の制作実習や講座の様子、木工に関する情報をお届けします。。

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飛越源流の森づくり

【6/21】
たくみ塾では、NPOどんぐりの会の活動を支援している。
そのドングリの会と、神通川でつながる上下流域の自治体が運営する、『飛越源流の森づくり 植樹祭』が行なわれた。

今年で3回目となるこのイベント。例年150-180名の参加のところ、ふたを開けてみたら300名もの参加で、うれしい悲鳴となった。(用意した苗が、足りない?)

会場となる場所は、トンネル残土の埋立地。ガラばかりで、水はけの悪いやせ地。クワやツルハシも歯が立たないので、事前に重機で穴を掘る。その数700。


土壌改良のために、バーク堆肥を穴に埋める。このバーク堆肥は、ダム湖に流れ着いた流木を粉砕・発酵させたもの。バーク堆肥と山土を運ぶだけでも一苦労。
  飛越源流の森づくり 飛越源流の森づくり


苗は、やせ地でも育つ樹種を8種類用意した。予想以上の参加に、一人2本ずつ、活着率を高めるために丁寧に植えた。
  飛越源流の森づくり 飛越源流の森づくり 飛越源流の森づくり


漁業には豊かな山が必要だと気づいた富山県漁連さんは、古くからドングリの会の活動に協力を頂いている。今回も海の幸をたくさん提供していただいた。300名分の山海汁は、海の幸と山の幸でとてもおいしかった。
  飛越源流の森づくり


最後に、大漁旗を背景に集合写真。ご苦労様でした。
  飛越源流の森づくり

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| フィールドワーク | 10:21 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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初級生『森林実習』

11/29~30の1泊2日で、たくみ塾初級生対象の森林実習を実施しました。

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【11/29】 二次林の利用間伐
卒塾生でもある、ものもりねっと・山口さんの指導で二次林の間伐作業を進めた。
塾の制作実習では、ふんだんにある材料を何の疑問もなく、当たり前のものとして使っている。作り手として木材生産の場である森林を実際に目にしておくことは大切なことだ。今回の森林実習では、以下のような観点で望んだ。

森林実習●ウッドマイレージの観点から、今後の木工業界は輸入材から国産材の利用にシフトしていくことが重要となる。しかしながら国内の良材広葉樹は伐り尽くされてしまったといってもいいほどの状況で、今後とも今のような巾の広い欠点のない良材が入手できる保証はない。
今後は二次林の小径木を生かしたモノづくりが重要になってくるだろう。実際に森に入り継続的に材料を入手しながら手入れをしていく方法を探った。

●木材を利用するという観点から、間伐を行う。伐る樹を選ぶのにも、さまざまな観点がある。使いたい樹を選ぶ、将来に残したい樹を選ぶ、成長に邪魔な樹を選ぶなどなど。

●制作実習で主に使っているミズナラの材料。その材料を取るために、どれぐらいの太さの樹が必要なのだろう。同じだけの材料をこの山で調達するには、どれだけの面積の木を切り出さなければならないだろう。モノづくり(制作実習)と森づくりをつなげる視点を身につける。




選木した樹を林業家にお願いして伐ってもらう。チェインソーのエンジン音、メキメキッと倒れる樹の音。迫力のある作業だ。
  森林実習


伐った樹の枝が占有していた空間がぽっかりと穴が開いたようになる。周りの木の枝が伸びてきて、数年で閉じてしまう。
  森林実習 << 伐った樹の切り株
  森林実習 << 切り株から空を見上げる


2.2mに玉伐りした後、樹種と末口直径と記録していく。
  森林実習 森林実習


一番大変だった作業。人力で、林道まで材料を搬出する。
  森林実習 森林実習 森林実習

山からのデザイン・小径木を活用したモノづくりを探るという観点で、商品を企画する宿題を持ち帰った。



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【11/30】 グリーンウッドワーク
グリーンウッドワークお遊びというわけでもありませんが、2日目は昨日伐ったばかりの生木を手工具のみで加工して作るモノづくり(グリーンウッドワーク)を楽しんだ。指導は卒塾生でもある、グリーンウッドワーク協会の久津輪さん。
塾の制作実習では乾燥材を機械を使って加工しているが、生木の切削性のよさや手工具で加工する楽しみにみんなでのめりこみ、あっという間に時間が過ぎた。


削り馬に材料を固定し、銑(せん)という道具でザクザクと荒削り。まるでダイコンを削るかの如く、いともたやすく削れていく。
  グリーンウッドワーク グリーンウッドワーク グリーンウッドワーク

足踏みろくろに材料を固定し、必要な形に削り込んでいく。木工旋盤と違い、ゆっくりとした回転なので危険もなく、思った以上に早く形になっていく。
  グリーンウッドワーク グリーンウッドワーク グリーンウッドワーク

芯で真っ二つに割り、外形をスプンの形に成形してくぼみ部分を彫り込めば完成。
  グリーンウッドワーク グリーンウッドワーク グリーンウッドワーク 
  グリーンウッドワーク グリーンウッドワーク





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今回ご協力いただいた、各団体のサイト・ブログです。
  ものもりねっと ・・・・・・・・・・・・・・卒塾生の山口さんが運営しています。
  グリーンウッドワーク協会 ・・・・・卒塾生の久津輪さんが運営しています。
  ペンションリトルパイン ・・・・・・・・今回宿泊した宿。自給で得られるたくさんの食材を、おいしく頂きました。
  岐阜県立森林文化アカデミー ・・卒塾生の松井さん、山口さんと久津輪さんが先生をしています。
                       たくみ塾の佃理事長・庄司師範も客員講師をしています。
  モノづくり研究会


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今回は、社会で活躍している先輩たちとの交流という意味でも、有意義な講座となりました。
初級生たちにとっては先輩たちの姿が、ひとつの目標ともなったのではないでしょうか。他の学校でなく、たくみ塾で学ぶことの良さもたくさん伝えてもらうことができました。

| フィールドワーク | 20:19 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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苗畑の管理

毎週木曜日に実施するフィールドワークでは、たくみ塾で管理している苗畑の整備をしている。
初級生で2名ずつローテーションを組み、2~4時間で作業を行う。地味な作業ではあるが、森づくりの始めの一歩、広葉樹の苗作りを実習として取り組むことになる。

先週(4/17)は雨模様ではあったが、雨合羽の用意をして苗畑へ向かった。周囲の山の尾根筋には、ようやくコブシの花が咲き始めた。花の数は、例年より多いように感じる。コブシの花が多いと豊作だとか、いや長雨だとかいわれるが、本当のところは小生にはわからない。ただし農事始めを伝える花であることには間違いないようだ。周囲の田んぼでは、苗箱の準備が始まっているようだ。


例年だと、冬に入る前に全ての苗を掘り起こし、別の場所に移し替える。雪で折れないようにするために、横に寝かして冬越しをするためだ。秋口の仮植えと春先の床替えに膨大な手間が掛かるため、昨年はその暇が無く、一部の苗だけ床替えした。

苗畑 << 寝かせて仮植している苗を、掘り起こす

苗畑 << 掘り起こしたミズナラの苗たち

苗畑 <<畝に植え替えする前に、直根を切る

たくみ塾では、NPOドングリの会の活動を支援している。
管理している苗も、ドングリの会の活動を通じて、山に植林されることになる。



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今週のフィールドワークの作業は、3~4年生の苗の発送作業です。

NPOドングリの会では毎年、「NPO法人足尾に緑を育てる会」と「牡蠣の森を慕う会」へ広葉樹の苗を無償で提供しています。

毎週木曜日のフィールドワークは、何故か雨に祟られ続けてますね。しかしながらお天道様に炙られないので、本降りでなければ思いの他、作業はしやすいですね。
先延ばしに出来ない作業なので、今週も雨合羽・長靴の重装備で泥だらけになりながら、4~5年生のミズナラの苗を掘り起こしました。根を切らないようにていねいに掘り起こす必要があるので、思いのほかはかどりません。深く張っている根には苦労しました。掘り起こしたミズナラの苗は10本1束で梱包し、合計100本の苗を「足尾に緑を育てる会」に発送しました。

たくみ塾の塾生が育てた苗が、NPOドングリの会を通じて全国に広がって行きます。

※雨の中での泥んこの作業で、写真を取る暇がありませんでした。悪しからず。m(_ _)m




| フィールドワーク | 21:56 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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フィールドワーク

昨日は、今年度初のフィールドワークに入る予定で居たのに、前夜半からの雨。敢え無く中止としました。お昼休みに苗畑を見に行きましたが、雪がすっかり融けていました。

苗畑 << 3月16日の様子

苗畑 << 3月23日の様子
 
深い雪の重みで若い苗木は折れたり曲ったりしているものもありますが、この1週間ほどでずいぶんと回復してきました。
苗畑 << 4月10日の様子(4年生のミズナラ)

森林たくみ塾のカリキュラムでは「木を総合的に理解する」ために、森づくりの実践活動として「フィールドワーク」があります。その一つに、NPOドングリの会の活動支援として、広葉樹の苗畑管理があります。

NPOドングリの会が秋に行うドングリ拾いで、たくさんの参加者がドングリを拾い集めてくれます。秋に苗畑に植えたドングリは、根っこを伸ばして雪の下で冬越しをしてきました。これから葉を広げ徐々に成長して、5年以上育てたのちに、山へ植樹します。
苗畑での育苗は草の勢いに負けてしまうため、これからしばらくフィールドワークでの苗畑管理は、草との戦いになります。


| フィールドワーク | 16:15 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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